埋もれるには惜しい賞賛

テーマ「情けない私」
火曜21時は、ドワーフBAR「ZUNDA」へ。
「ZUNDA」は、毎週話すテーマが変わる、テーマトークイベントです。
今週のテーマは「情けない私」
恥の多い人生を送ってきました。
さて、どんな情けないトークが飛び出したのでしょう?
トーク内容

以下、要約してるから、本人の言葉そのままじゃないです。
シャナン
情けない自分という題材で、ウケを狙おうとする自分が情けない。
自虐で笑いを取ろうとし、乗ってくれるお客に甘えっぱなしな自分が情けない。
トークに詰まったとき、来客への挨拶でお茶を濁すのも情けない。
ファローゼ
ダイエット中なのに、つい甘いものを食べてしまう自分が情けない。
せっかく痩せたのに、こうして食べているケーキに、意志の弱さを感じてしまう。
★ベストトーク賞!
オスカーさん
大人になるにつれて、競争が苦手になった。
ドラクエTVでアスコンの結果とか見てると、物凄いネガティブな気持ちになる。
そんな自分のメンタルが情けない。
ステルー
猫舌で甘党。カップ麺には氷を入れる。
コーヒーもダメで、もっぱらいちごミルク。辛いのもだめ。
同僚とココイチに言っても甘口を注文してしまう情けない私。
以上、語り部さんたちの「情けない私」トークでした!
待って!ぽりたんは!?

「ZUNDA」は、1時間のイベントなのよね。
だから、時間になったら、まだ話してない人がいても終了。
今回は、ぽりたんとともすけが、お休み回となりました。
自分の番が無い日は、これまで何回かあったけど、みんなのトークにずっと茶々入れてるから楽しいよ!
「ZUNDA」は、もちろん語り部さんが主役だけど、周りのリアクションも一緒に場を作ってるんだなーっていつも思います。
発信って、化学反応を生むからね。
発信がもたらす化学反応
今回、オスカーさんの話がすごく沁みたのよね。
「勝てないことが増えてくると、競争自体がつらくなってくる」
「アスコンがつらい。好きだったけど、トラウマみたいになって、もう見れない」
「ドラクエTV鑑賞会で、みんなでアスコン結果見てた時も、じつはすごいストレスだった」
みたいなお話。
聞いてて痛々しくて、トークとして迫力ありました。
しんどい本人は、トークの迫力とか言われても、嬉しくないかもだけど。
でも、それで思い出したんだけど。
2月に、別の雑イベで、ツバキちゃんとアスコンプリンセスの話をしてて。
候補の100選見ながら、これがいいあれが好きみたいに盛り上がってたのね。

そのとき雑談の流れで、オスカーさんの名前が出たのよ。
以下、ちょっと長いけど、当時のぽりたんメモから抜粋しときます。
ナポリ「『お風呂屋さんで見かけるあの子』は、ほっとする感じで好き」
ツバキ「これが好きなら、昔のドワ賞のラーメン屋は刺さるよ。DMで送る」
ナポリ「ほほー、ムードあるね」
ツバキ「あと、去年のオスカーさんのはすごくよかったなぁ」
ナポリ「オスカーさん?オスカーさんってあのオスカーさん?」
ツバキ「あのオスカーさん」
ナポリ「オスカーさん、アスコンなんて出してたんだ!」
ツバキ「すごい人よ~」
ナポリ「ちょっとは尊敬しよう」
ツバキ「DM送った」
ナポリ「おー、ピクサーのウォーリーみたい」
ツバキ「ウォーリーってこんな話だっけ?」
ナポリ「すみません雰囲気で言いました」
今回のトークを聞いててこのこと思い出して、「そういえば、以前ツバキちゃんとこんな話になったよ」ってオスカーさんに伝えれたのよ。
自分が作ったものを、誰かが話題にしたり褒めてくれるのって、人生の醍醐味だからね。
なんかね、発信ってすごい大事っておもった。
今の時代って、発信がすごく精査されて評価されて、ときに叩かれたりもするじゃないですか。
だから、「間違えないこと」のほうが重要になっちゃって、ぽりたんも「どっちでもいいなら黙っとこ」ってなりがちなのよね。

でも、今回オスカーさんが、ネガティブな気持ちを細かいディティールで発信してくれて。
それに対して、ぽりたんが、頭のすみっこにあった記憶を発信して。
この2つが化学反応して、掘り起こされたものは、「埋もれるには惜しい賞賛」なのです。
「届かなかった拍手」とか言うとかっこいいかも!
こういうの本人に伝わらないのって、めっちゃもったいないですよ。
まとめ

アカデミー賞を受賞するような大舞台じゃなくても、日常の中の、何気ない評価や賞賛って、誰かにとってすごく大事な、人生の潤いになったりするとおもう。
そういうの素敵だから、今後もがんばって発信していこうと思ったぽりたんでした。
ほんと、そのぶん言葉を間違っちゃったり、余計なことも言っちゃうんだけどね。
炎上したら、次回の「情けない私」用のネタにしよう!
おまけ
昨年のオスカーさんのアスコン作品貼っときます。